私の実家にはねこがいます。

さつまいも色の首輪と唐草模様の迷子札がお似合いの猫。チビ

名をチビと言い、私の愛猫つぶの実の娘。(詳しくはこちら
つぶから譲り受けたさつまいも色の首輪と唐草模様の迷子札がよく似合う14歳です。

私の実家にはもちろん人間もいます。
私の実の母(80歳)ですが、実はこの二人、以前はそんなに折り合いが良くなかったのです。
しかし・・・

久しぶりに帰省したら、仲良くなっていました。

実家でねこを飼うのはこれで5匹目なのですが、猫かわいがりするのはもっぱら私と父親で、母親はただの同居人という感じでした。せっかくねこがすり寄ってきても「おっかない」だの「気味が悪い」だのと言って追っ払っていたのです。当然ねこも用事がある時(エサをもらう時)しか寄り付かなくなります。
それが、その母が、なんとチビをくっつけたままテレビを見ているじゃありませんか!
たまに撫でたりもしています。おお、うちの母親もやっと真人間になったよ。

父親が亡くなって二人だけの暮らしになり、お互い徐々に距離を縮めていったものと思われます。
今では一緒に寝ているそうです。めでたし、めでたし。

と、思っていたところ問題発生! ↓

猫のフケ

フケ? ねこにフケ? ○で囲った以外にもあちらこちらに着いています。

私にも寄ってきてくれたので「おお、よしよし」とブラシをかけていたところ発見しました。


どう見てもフケですが、いちおう母親にも聞いてみます。
「これってフケかな?」
「そういんねんけ(新潟弁で そうなんじゃないの の意)」
まるで他人事です。
特にびっくりした様子も心配する様子もありません。いつからなのかもわかりません。
本格的なねこ歴が浅い母親は「そんなものなんだろう」と思っていたようですが、私は今までにフケが出ているねこを見たことがありません。病気なのでは? と心配になり、調べてみました。

すると『フケが出ること自体は古い角質がはがれ落ちているだけなので問題なし、ただし普段より多く出ている場合は皮膚炎など病気の可能性あり』とのこと。
私には普段がよくわかりませんが、母親によれば「いつもと同じようにフケが出ている」だけらしいので、特別な病気ではなさそうです。
そして、フケが目立つ原因として一番に挙げられていたのが毛づくろい不足。私が今までねこのフケを見たことがなかったのは、みんなきちんと毛づくろいをしていたからなんですね。

確かに、私が実家に滞在していた4日間で目撃したチビの毛づくろいはたったの1回。しかも缶詰を食べた後にちょいちょいと顔を洗っただけでした。
これまでも「あまり毛づくろいをしないねこだな」とは思っていたのですが、老化と肥満でますますしなくなったようです。

痒がる様子もなく、口臭もあまりないので口内炎などでもなく、毛づくろいをしない割には毛ヅヤもよいので病気ではないと思います。
蒸しタオルで拭いてあげると良いと思うのですが、「噛まれそうで怖い」と、母親は言うだろうな。
ここまで仲良くなっただけでも良しとしますか。