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枯らし屋の私が、大したお世話をすることもなく、1株から約400個!の鷹の爪を収穫することができました。

プランターで何かを育ててみたいけど、面倒なのは無理かも・・・」という方にぜひおすすめの植物です。
苗の植え付けから成長の様子、収穫、乾燥まで、ダイジェストでご紹介しますので、ぜひ挑戦してみて下さい。

5/14 苗を植える

ホームセンターで買った鷹の爪の苗
ホームセンターで購入。ちょっと育ちすぎたのか80円くらいに値下げされていました

プランターは以前カインズで購入した『菜園プランター710 ダークブラウン』を使用。
長方形なので2株植えようかとも思いましたが、1株にしておいて正解でした。
なにせ400個できちゃったので。
土は『アイリスオーヤマの花・野菜の培養土』をネットで購入。事前に土壌を作っておかなくても良いので私のような素人には便利です。

アイリスオーヤマの培養土

定植の手順

  1. ポットが入る大きさの穴を掘り、ジョウロで十分に水をかける
  2. ポットから出した苗を穴にそのまま入れる
    そのまま、ここ大事! 崩してしまうと根が傷ついて枯れてしまうことがあります。
    (私の失敗例はこちら>>
  3. 仮支柱を立てる
    根元から10cm程度の位置にひもをゆるめにかける

    ※ もう少し育ってから本支柱を立てる(根本から20cm程度の位置でしばる)、と、私が参考にした記事には書いてあったのですが、忘れてそのままに・・・
    しかし、特に問題なく育ってくれました。

6/1 最初の花が咲く

鷹の爪の花

定植から半月ほどでこんなにかわいい花が咲きました。

この間気をつけたことは・・・
水をやり過ぎないことくらい。
「土の表面が乾いたらたっぷり水をあげましょう」
とのことだったので、3〜5日に1回程度、朝、水やりをしました。


その後も順調に花が咲いていきます。背も随分と伸びました。

花が咲き始めた鷹の爪
6/9 撮影

6/15 実が出来てる!

鷹の爪の実がなった。青唐辛子

可憐なお花だったのが、2週間後にはこんなに立派な実になりました。
青唐辛子として食べる手もありますが、私はこのまま赤くなるのを待ちます。

7/13 唐辛子色に!

鷹の爪が赤くなりました

うわお〜〜〜!!!
ふと見たら赤くなっていました。
今までカラッカラの鷹の爪しか見たことがなかったので生(?)の姿が新鮮。
観賞用としてもかわいいです♡

7/15 初めての収穫

収穫した鷹の爪
市販のものよりちょっと細身、かな

開花から50日足らずでここまでになりました。
全体の実が赤くなってから根ごと引き抜くという収穫方法もあるようですが、私は長く楽しみたいので、赤くなったものから順にとっていくことにしました。
ヘタの上、適当なところをハサミで切って収穫します。

8月 続々収穫&乾燥

収穫した鷹の爪をザルで乾燥させます

どんどんと色づいていきます。
だいたい日に2〜3個収穫していました。

乾燥はどうしたらいいの? と思いつつザルに入れて放っておいたところ、早くとったものから干からびてきました。
部屋の片隅に放置していましたが、エアコンの風が循環していたのか、いい感じに乾いてくれました。

何から何まで世話のかからないよいこです。

8/29 順調に成育中、しかし・・・

ワサワサと成長中の鷹の爪

ヒョロリと1本だったものがいつの間にか横にも広がりワサワサに


切れ目なく花も咲いて順調順調、と思いきや、嫌なもの ↓ を見つけてしまいました

紫カビ病の葉

調べてみると「紫カビ病」のようです。
具体的にどのような影響があるのかはよくわかりませんが、葉っぱに元気がなければ良い実も出来ない → どうにかしないと → でも農薬は使いたくない。
ということでとった対応は以下の2つでした。

  • カビ菌が感染らないよう病気の葉を取り除く
  • 木酢の散布

※ その後も病気の葉っぱはちょこちょこ現れますが、結局「見つけたらとる」という程度のことしかしていません。現在(12月)も退治し切れてはいませんが蔓延することもなく、概ね元気でまだまだ実をつけてくれています。

9/21 虫発生

ある朝、水をやろうとしたところ、何か白い粉っぽいものが付いているのに気がつきました。
一体何?

鷹の爪にコナカイガラムシがついた



コナカイガラムシ

えっ、触覚? あんた虫?

いやぁあああああああ

ダンゴムシを小さくして粉をまぶしたようなこの虫。
画像検索してみると「コナカイガラムシ」というもののようです。
「発生すると植物の養分を吸い取って生育を妨げる」とのこと。
酷暑のせいかアブラムシなども発生せず、あんのんと暮らしていた私ですが、今回もとうとう虫と対峙しなければならなくなりました。

駆除方法については「牛乳(脂肪分で虫の呼吸を阻害する)や木酢の散布、成虫は歯ブラシなどで落とす」とあります。
ということで、とった対応は以下2つ。

  • 木酢の散布
  • 歯ブラシなどで落とす

見つけたその日は竹串でとりました。
虫がついているところに竹串を差し入れてみたら、まんまとそこに乗って来たので、そのままブンと放り投げました。それを20回くらい繰り返したら心が疲れました。

その日以降も数回姿を見ましたが、また竹串に乗せようとしたらポロリと落ちるようになりました。
木酢で死んだのか弱っているのかよくわかりませんが、乗ってこないので歯ブラシでこすり落とす方法に変えました。幸い最近は見ていません。

10月 どんどん実がなります

「実がつき始めたら追肥が必要」とのことで、3週間おきくらいに小さじ山盛り1杯くらいの肥料をあげていました。今その肥料の袋を見たら「葉を美味しく育てる野菜の肥料」と、書いてあります。サンチュ用に買ったものですね。

これでよかったのだろうか?

夏はちょこちょこと実がつく感じでしたが、10月くらいからが最盛期のようで、気がつくといっせいにボワっと赤くなっていました。
収穫して「さて、これで終わりかな?」と思っても、またしばらくするとボワっ、これを何度か繰り返しています。

鷹の爪が赤く実っています
11/7 撮影

12月 これまでの収穫量は?

コレです ↓

収穫・乾燥させた鷹の爪

初めはガラスびんなんぞに入れてオシャレを装ってみたのですが、そのうち一杯になり、男子のお弁当箱くらいのタッパーに入れ替えました。

「100個くらいあるのかなぁ、ふふふ」などと思いながらさっき試しに数えてみたら、なんと394個!
びっくらですわ。しかもまだなってるし。

12月でもまだ実っている鷹の爪
12/14 撮影

まだまだ元気なうちの鷹の爪。
とはいえ本日の最低気温は3℃、最高でも12℃。
いくらなんでもそろそろ終わりか?

すでに何個か料理に使っていますが、とっっっても辛いです。
水や肥料が少ないなど、過酷な環境だと辛くなるそう。
そういえば葉っぱがだらんと萎れていたことが何度かありました。
慌てて水をやると何時間か後には元気を取り戻していた鷹の爪。
ごめんよ。

水やりも、肥料も適当でもなんとか育ってくれる鷹の爪です。
あなたの菜園にもぜひどうぞ。



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おおつぶ

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