「新しいスマホ買おうよ」夫が言い出しました。
ソニーの新型 Xperia 1 II のカールツァイスレンズ というのに異様に反応しています。
値段は123,552円。高っ！
「でもさ、おかえしプログラムとかあるし、ネットで買えば頭金もいらないんだって。今のスマホも早い方が高く売れるよ」
買う気満々ですでにいろいろ勉強しています。
「あたしゃそんなの要らないよ、大した写真もとらないし」
「じゃあほら、Xperia 5 なんかどお？」
一人だけ新調するのも気がひけるようです。
うちにはそんな余裕はないんですけどねぇ。
しょうがないねぇ、じゃあ私も買うよ。
ということで、少しでも安く買うために勉強したことをここに書いておこうと思います。
ドコモの「頭金」は販売店の仲介手数料のようなもの、って知ってました？
普通「頭金」といえば、分割で何かを買うときに前もって払う代金の一部ですよね。
例えば８万円のスマホを買うとして頭金が１万円だったら、残りの７万円を分割で支払う、と思いますよね？ それが、ドコモは違うんです。頭金として1万円払っても、分割払い残高は８万円のままなんです。？？？
つまりドコモの言う「頭金」は一般的な頭金ではなく、ただの販売店の手数料なんです。
金額は販売店ごとに違っていて、相場は5,000〜10,000円位らしいです。さらに事務手数料（機種変更で2,000円）までも別に取られますから、なんじゃこりゃ？って感じです。
しかし、ドコモのオンラインショップで購入すれば、「頭金」＝ 販売店の仲介手数料 はかからない、しかも事務手数料も不要（たとえば「頭金」1万円なら12,000円もお得！）ということで、今回はドコモのオンラインショップで買うことにしました。
購入手続き自体は簡単。他のネットショッピングとほとんど変わりません。好きなスマホを選んでカートに入れ、あとは画面の指示に従って商品の受け取り方法や料金プランなどを入力するだけです。
おかえしプログラムって何？
スマホおかえしプログラムは、プログラムにご加入いただいたお客さまが36回の分割払いで購入された対象機種をご返却いただいた場合に、その翌々月請求分以降の分割支払金（最大12回分）のお支払いを不要とするプログラムです。
ドコモオンラインショップHPより
だそうです。
たとえば３６万円のスマホ（高すぎ）を３６回払い契約で買って、２４回払った時点でドコモに返せばあとの１２回分は払わなくていいんですって! ２年で次のスマホに変えるつもりなら、３６万のスマホが２４万で買えちゃうってことですね。
夫が欲しいXperia 1 IIであれば、123,552円が82,368円。41,184円お得と。
新しもの好きな若者でもないので、２年で返す？ どうかな？ とも思いましたが
・もし、もっと使っていたければ、そのまま分割払い金を払い続ければよい
（メリットはなくなるけど）
・ドコモに返すので買取業者に売る手間が省ける
（普通に２４回払いで買って、41,184円より高値で買い取ってもらえればそっちの方がお得だが、難しい気がする。現時点ではわからないけど）
と、いうことで、今回はこれにしてみました。
またドコモが行なっているキャンペーンも大きなポイント。今回、夫は「5G WELCOM割」で5,500円引き、私は「なんとか割(忘れちゃった)」で11,000円も安くなりました。
心配だったのは、データ移行。今までドコモショップの店員さんにお任せしていたのに自分でできるのか？
結論から言うと、思ったより簡単に出来ました。
待つこと数日で新しいスマホが到着。古いスマホからSIMカードを抜いて新しいスマホに入れ替えます。すると画面に「ようこそ」の文字が出て、あとはその案内に従って操作していくと、初期設定とデータ移行が出来ました。
スマホ本体と一緒に「サービスカタログ＆基本設定ガイド」という小冊子がついてきて、そこにもいろんな初期設定やデータ移行の方法が載っています。でも今回は画面の案内に従って入力したら、それで設定＆データ移行が出来てしまいました。多分出来たと思う (-｡-;
旧スマホで使っていたアプリのアイコンもちゃんと表示されています。
ただし、いきなり前と同じに使えるアプリもあれば、事前準備や再設定が必要なものもあります。今までの情報を確実に引き継ぎたいアプリについては、そのアプリごとに移行方法をきちんと確認しておくことが必要です。たとえばラインの今までのやりとりも全部移行したい場合とか。私は個別に確認をせず適当にやってしまい、ラインの履歴が消えました。まぁいいけど、ちょっと残念。
購入から２年と少しの旧スマホ、今回は業者に売ることに
新スマホのへのデータ移行が終わったら、次は旧スマホをどうするかです。
前回はとくに調べもせずドコモに買い取ってもらいましたが、今回夫が調べたところ、他の買取業者（買取専門業者や家電量販店など）の方が買取価格が高かったです。もしヤフオクなら、もっと高額で落とされているようなのですが、データ復旧による悪用等の心配があったので、今回は利用しませんでした。
私のXPERIA XZ1 SO-01K / ムーンリットブルーについてはドコモが8,000円、YAMADA 10,000円、ラクウル(ビックカメラ・ソフマップ) 12,000円、TUTAYAとRakuten買取が14,000円、大黒屋16,000円 などなど。（2020年６月２０日頃調べた価格）
なので、まずは高額査定の大黒屋に電話で確認してみると、16,000円は全くの新品の値段とのこと（全くの新品なんか売るかいな）。傷もなく、箱や付属品も揃っている旨伝えても「1万円、最高でも1,2000〜1,3000円になるかどうか」というような回答でした。正直がっかりしましたが、買取専門店独特のうたい文句なんですよね。
結局、何軒も回るのも大変だし、比較的近所にあるのが大黒屋とビックカメラだったので、「先にビックカメラに行って査定が1万円以上だったらそこで売ろう」と夫と話して決めました。
結果、私の旧スマホは最高額12,000円。同じく夫のXPERIA XZ Premium S0-04J / Deeps Blackも最高額の14,000円で売れました。買取の受付から売却代金の受取まで１時間程度で済んだので、ラクで良かったです。何より店員の方の対応が良心的で安心して任せることができました。
買い取ってもらう際の注意点
と言っても、データの初期化その他は夫に任せたのでよくわかりません (￣▽￣)
今の世の中便利なもんで、やり方は全部ネットで検索してわかったようです。
ただひとつ、買取査定時にひっかかったのが「おサイフケータイ」
使ったことがないのに「データが残っているので、このままでは買い取れません」と言われてビックリ。理由はよくわからないのですが、同様の人は結構いるらしいです。その場合、データはドコモショップでないと削除できないとのこと。幸い近くにドコモショップがあったので、店員さんにその旨話したところ、店頭の端末に案内されてものの数秒で消去できましたが、おサイフケータイは要注意です。
こんな感じで、ショップで買わなくてもなんとか自分で機種変更できました。もちろんデータ移行などちょっとしたミスはありましたが、丁寧にやれば、意外と簡単でスムーズに行えます。以前のようにドコモショップに行って4時間以上もかかり、最後には頭がボーっとしたことを思えば、天国でした。ぜひ、みなさんにもオススメしたいですね。