5月29日 苗を植えて34日目 こんな感じ

だいぶ育っては来ました。
が、葉っぱには大きな穴やら白い点やら。
こんな住宅街のベランダに食べ物があるってどうしてわかるんだろう? 虫。すごいなあ 虫。

感心している場合ではありません。

虫との戦い

朝は、虫がついていないか割り箸で葉っぱをつまんで裏まで確認しています。
以前は素手で葉っぱをつまんでいましたが、危うく素手で青虫もつまみそうになったため、割り箸に変えました。
夜は、プランター付近を懐中電灯で照らしてナメクジパトロールをしています。
苗を植えてからこのかた、捕獲したのは青虫1匹とナメクジ1匹。あと赤ダニ2匹は水で流しました。
んー、この成績はどうなんだ?
カメムシやアブラムシはいるのかいないのか? 見かけたことはないのですが、ナメクジは確実にまだどこかにいますね。今朝も蜘蛛の糸みたいなキラキラ光る這いあとがありましたから。
パトロール強化が必要か?

で、あんた誰?

ピントが来ていませんが、真ん中に写っているこのお方。ふたつ星てんとう虫?

そう思って初めは喜んでいたんです。
「あ、てんとう虫。アブラムシを食べてくれるいいヤツだね。私は勉強したから知っているよ」と。
しかし、「星の数は関係ないのかな? 子供の頃に7つ星は益虫だけど2つ星は害虫だとか聞いたことがあるような」
と、遠い記憶が蘇り、念のために調べてみました。


結果、星が7つでも2つでもそれがてんとう虫であれば、肉食でアブラムシなどを食べてくれるので益虫だそうです。てんとう虫であれば、ね。
なんと、ふたつ星てんとう虫によく似た虫がいて、そいつは庭木の葉っぱを食い尽くす害虫なんだって。
ふたつ星てんとう虫害虫説はここから来ていたのでしょうか?

「えー、あんたどっちー?」

『LOVEGREEN』というサイトにこの疑問について丁寧に説明してくれている記事があったので熟読&虫を観察してみた結果・・・

こいつは害虫のヘリグロテントウノミハムシだった。

だめじゃーん。
あの葉っぱの白い所やら穴やらのいくらかはこいつらの仕業?

判断の決め手は以下の3点
・この虫の好物だというヒイラギがすぐ近くにあり、確認したらそこにいっぱいとまっていた。確かにその葉っぱは結構ボロボロ
・てんとう虫より明らかに触角が長い
・刺激したら真上にビヨーンと跳ねた(てんとう虫なら飛ぶでしょ。確かに名前にもついている通りノミみたいに跳ねたんですよ、怖かったよー)


これは、防虫ネットをかけるしかないかなぁ。
と、いうことで去年買ったものをまた引っ張り出してきました。

く、暗い。
撮影時曇っていたこともありますが、30%遮光されるというのでちょっと日当たりが心配。
さらに、すでに中に虫(または虫の卵)などがいれば大きな虫かご状態になるのでそれもまた心配。
ちょくちょくはぐって様子を見てみます。

追記:本物のふたつ星てんとう虫を見ました

この記事を書いた晩のこと。
寝ようと思い電気を消して横になると、頭上でブーンと羽音がしたのです。
「ぎええ、何?」
飛び起きて電気をつけると、そいつは私の枕にとまりました。
体長7ミリくらいの丸っこい黒い虫です。こわごわ顔を近づけてみると、背中に赤い星がふたつ。
「あら、もしやあなた本物?」
さらに観察してみると、偽物より確かに触角が短いし、顔のあたりに白い点が見える気がします。
本物だ、と確信したと同時に、私が今までふたつ星てんとう虫だと思っていたものは全てヘリグロテントウノミハムシだったのではないか、という気がしてきました。
なぜなら私の思うふたつ星てんとう虫の大きさは3〜4ミリだったからです。
前述の『LOVEGREEN』さんの記事にもてんとう虫の体長は6〜7ミリ、と書いてあったのですがあまりピンと来ていなかったのです。本物を見たとき、でかっ! と思いました。こりゃ全然違うわ。

私のように間違って覚えてしまっている人もいると思うので、家庭菜園などやっている方は注意して下さいね。