覚えていますか？ レッサーパンダの風太くん
着ぐるみか？ と思うようなその立ち姿で、一躍有名になった風太くん。
当時、千葉のどこかの動物園にいることを知り、
「そのうち見に行くか、ほとぼりが冷めた頃」などと思っていました。
（そして行かずに忘れた）
あの熱狂から18年。
先日、風太くんが20歳になったとネットで見かけました。
私も歳をとるわけだ。
さらに風太くんは、20歳とはいえ、人間なら90歳くらいの、相当なおじいちゃんとのことです。
早く会いに行かなくては！
と、言うことで、ほとぼりも冷めて相当経ちますが、やっと風太くんに会いに行って来ました。
今回はその時の様子をお伝えします。
風太くんは私と同じ千葉県民。『千葉市動物公園』にいます
あ、風太くん発見
シルバーウィーク三連休の真ん中でしたが、園全体はほどほどの混み具合。
風太くんの前にも特に人だかりはありません。
暑さは苦手のようで、涼しい部屋の中に入っている時間が長いです。
それでも5分に1回くらいは部屋から出てきて、庭（？）をぐるりと一回りしてくれます。
一歩一歩、踏みしめて歩いていきます。軽やかな感じはありません。
やはりおじいちゃんなんだなぁと思うと、少し寂しい気がします。
お散歩終了。部屋に戻ります。
遠くを見つめる風太くん。
首から下が黒いので、顔だけが浮いているように見えます。
私が風太くんの展示の前にいる間、何度かこのお散歩を見せてくれました。
ただし、もう立ち上がることはありません。
最後に立ち姿を見せたのは4年前とのことです。
そりゃそうですよね。90歳だもの、足腰も弱るわ。
他の動物たち
『千葉市動物公園』には、もちろん他にもたくさんの動物がいます。
少しだけ載せておきます。
ミーアキャット。こちらは立ってます。
お散歩の様子。チーター／風太くん
最後に
名前をつけて呼んでしまうと、それはただのレッサーパンダから「風太くん」と言う、唯一無二の存在になります。
立ち姿で有名になった風太くんですが、立たなくたって何だって、生きて動く姿を見られただけでも良かったです。
風太くん、元気で長生きしてね。