高級リゾートホテルのロビーにて
と、いうのはウソです。
こちらはJR常磐線の日立駅。
誰でも通れる自由通路の一角に、この展望スペースがあります。
普通に駅のエスカレーターを昇り
改札口を横目に海岸口の方に向かって行くと・・・
この景色。
「なんじゃこりゃ? ここはホントにただの駅?」と、驚いてしまいます。
全面ガラス張りという大胆なデザインは、日立市出身の世界的建築家、妹島和世さんという方が監修をされたそう。
自由に弾けるストリートピアノも設置され、誰もが憩うことのできる空間になっています。
もしもピアノが弾けたなら、カッコいいだろうな。
私がお邪魔したのは8月初旬の平日夕方17:30頃。
「そろそろ通勤帰りのラッシュだし、ゆっくり見れるかなぁ?」
などと心配していましたが、ぜんぜんまったく。
この駅を使う地元の方々にとっては毎日見慣れた景色のようで、わざわざ展望スペースに立ち寄る人はほんの数人でした。
ガラスに近づくとこんな景色も見えます。
そして、中から見る景色のほかに、外から見るこの駅舎自体も絶景なのです。
青空に浮かぶ全面ガラス張りの駅舎
右に折れた部分はカフェになっていて相当人気のようですが、時間の都合で今回は訪問できませんでした。
日立駅海岸口駅前広場からの景色。国道6号日立バイパス
実は崖の上に立つ日立駅。そのおかげでこんな景色がすぐそこに見えます。
「海が見える絶景駅」「世界の最も美しい駅舎のひとつ」などと、何度かテレビで紹介されていて、いつか行ってみたいと思っていた日立駅。実際行ったら確かに良かったです。
本当は朝日が一番すごいらしいですけどね。
ただ、それを見るには午前4時台にここにいないと・・・。
朝日はなかなかハードルが高いですが、日中でも十分に絶景と開放感が味わえる、駅らしからぬ駅です。電車で来るもよし、ドライブの途中に立ち寄るもよし。
ぜひおすすめしたいスポットです。
※ 今回私は車で伺いましたが、駅前広場の駐車場は30分まで無料。その後30分ごとに100円でした