電車の中でスマホが見づらくなったのが2〜3年前。それからあっという間にスマホが眼前から遠くなり、「これが老眼というものか、自分にもとうとう来たか」と感慨深くさえありました。
もともとは近眼なので、コンタクトの度数を下げてなんとか対応(遠くを見るのはあきらめて、近くにピントが合うように)しています。
しかし、ここ数ヶ月、さらに見えづらくなったような。老眼進んだ? 感慨深いとか言ってる場合じゃないわ。
在宅勤務がほとんどになって、遠くを見る機会が減ったから?
会社にいれば、わざと遠くの時計を見たり、窓の外に目をやったりして目のストレッチをすることが出来るのですが、うちには「遠いところ」なんかないですから。部屋の端っこの掛時計だってせいぜい3メートルくらいしか離れていません。
うーん、どうしましょう? 老眼がなんとかなる何かいい方法ないの?


そんなとき本屋で見つけたのがこの本『見るだけで目がよくなるガボールパッチ』

                   900円(税抜)

ガボールパッチ、なんじゃそりゃ? っていう感じですが、ガボールパッチというのはこの表紙にある、ぼけた縞模様のこと。これを1日1回、3〜10分見るだけで目のピント調整力と脳の情報補完力が上がり、老眼も近眼も改善する、のだそうです。

えー、そうなのー? ホントにー? と半信半疑ながら、もし良くなったらもうけもの、くらいな感じで買ってみました。
本の内容は、ガボールパッチのトレーニング用画像が30枚(30日分)と、その理論やそのほかのちょっとしたトレーニングの紹介などです。
私はほぼ毎日、1日に4分ほど画像を見ることを続け、とうとう30日分を終えました。
はたして視力はどうなったか? 

トレーニング前 左:0.07  右:0.4 

トレーニング後 左:0.1    右:0.6

(本の背表紙に付いていた「老眼視力を測る近見視力検査表」による結果)

お〜。両目とも1段回良い数値になりました。

正直いうと、まだあまり効果は実感していなかったのですが…。
改善してるのかー、そうだったのか。だったらこのまま続けるかぁ。
実は、やってみての感想ですが、「ただ見るだけ」って言うのは簡単でいいのですが、簡単すぎて飽きてきたところもあったんですよね。
しかし、簡易的な検査結果とはいえ、数値が良くなったのでモチベーションが上がりました。
もうちょっとやってみよ。