眠りが浅く、一晩に2〜3回目が覚めて、しかも目が覚めたら1時間以上眠れないことも多いこの私。
朝まで6時間以上グッスリ・・・なんてことは年に1回あるかないか。
そんな状態なので、前から気になっていたんです『ドリエル』とか、そーゆーやつ。
でも眠り薬って、クセになるとか、認知症になるとかいう話があるので(実際そんなことはないようですが)なんか怖い気がして手を出さずにいたのです。
しかし、調べてみると、そもそも『ドリエル』などの睡眠改善薬と医師が処方する睡眠薬はまったく違うものだということがわかりました。
睡眠改善薬とは もともとアレルギー症状を抑えるための薬だったものの副作用=眠気 を逆手にとった薬 なのだそう。
抗ヒスタミン薬ってなんとなく聞いたことありますよね、それです。
風邪薬なんかにも入っていて、確かに風邪薬を飲むと眠くなることが多いですが、主な原因はその抗ヒスタミン成分だそうです。
そうか、だったらちょっとハードル下がったな。と、いうことで買ってみました。
使用感などを報告します。
買ったのはコレ↓ 『ドリエル』より少しだけ安かったので
使用感
【服用1回目】
寝不足が続き、今日こそはグッスリ寝たいという日に飲んでみました
寝付きは微妙
睡眠改善薬という薬を初めて飲んだので、どれぐらい効くのだろうという期待と不安でドキドキして多分1時間くらい寝られなかったような気がします。
中途覚醒は3回くらい
いつもと変わりませんが、暑かったり猫に起こされたりしたのでしょうがないかな、と思います。
ただ、いつもなら起きてしまうとなかなか眠れない(1〜2時間、ときにはもっと)ことが多いのですが、この日は起きてもまたすぐに眠れました。
目覚めはボンヤリ
合算すると7時間くらい寝ているはずで、これだけ寝られれば私としてはスッキリ爽快!のハズなのですが・・・。やはり中途覚醒3回がよくないのか、薬が残っていたのか。なんとなく一日中少しだけ眠いような感じでした。
【服用2回目】
ゴールデンウィークで不規則な生活になり、元に戻そうと飲みました。
寝付きはまぁまぁ
11時過ぎに飲み、途中で眠くなったら寝るつもりで録画してあったドラマを見たら面白くて目が覚めてしまいました。バカヤローですね。しまったな、と思いましたが12時過ぎに布団に入るとほどなく寝たような気がします。
中途覚醒は1回だけだが、その後しばらく眠れず
2時過ぎに目が覚めると、とても眠いのになんだか手足がだるすぎて眠れません。前日にたくさん歩いて疲れているから? 何度も寝返りを打ったり手足をグーパーしてみたりして、多分1時間以上眠れませんでした。
目覚めはまぁまぁ。ただ、一日中のどの渇きが・・・
目覚ましが鳴る少し前に目が覚めました。総睡眠時間は6時間ほどだと思います。スッキリ感はありませんが、寝不足感もない感じ。日中もまぁ普通。なぜか一日中のどが乾いていましたが、薬の説明書に、口のかわきがみられることがある との記述があったので薬のせいかもしれません。
効果はあったのか?
その後も2回服用しましたが、特筆することがないので書きません。
4回服用してみた感想ですが、私には効きました。確かにいつもより寝付きも良かったし、途中で起きてもとにかく眠気がすごいので、だいたいまたすぐに寝ることができました。
ただ、翌日に眠気が残ることがあります。我慢出来ないほどではなく「なんとなく眠いな」という程度ですが、大事な仕事や何かの試験の前日とかに飲むのはどうなんだろう、逆に頭が働かなくなるかも と思いました。
効くと言っても1回分330円は高くない?
私は近所のマツモトキヨシで『グ・スリーP』を2,000円ほどで買いました。
1回1錠で6錠入りなので、1回分 約330円。
高っ、と思いましたが『ドリエル』よりは少しだけ安かったし「そんなに頻繁に飲んじゃいけないだろうからちょうどいいか」と、自分を納得させて買いました。
しかし、ネットで検索してみると同じような睡眠改善薬がいくつか発売されていて、それぞれの実売価格がまるで違うことがわかりました。
ドリエル(エスエス製薬)
グ・スリーP(第一三共ヘルスケア)
ネオデイ(大正製薬)
リポスミン(皇漢堂製薬)
スリーピン(薬王製薬)
さらっと検索してもこれだけ出てきます。
この5つの製品の有効成分はすべてジフェンヒドラミン塩酸塩、1回分あたりの含有量も50mgと同じです。
小売希望価格もだいたいどれも2,000円程度です。
しかし、例えば『リポスミン』は最安価格が283円でした。実店舗とネットの差があるにしても、私が買った『グ・スリーP』の7分の1です。
この違いは何? 製薬会社が有名じゃないから買い叩かれてるの?
有効成分も含有量も同じなら効き目は一緒ですよね? 今度買うときはいろいろ検討して買うことにします。
もうすっかり次も買う気になっていますが・・・
しょうがないですよね。
朝起きたらベランダに出て日光を浴びるようにしたり、休みの日でも眠りすぎないようにしてはいるのですが、なかなか快眠は訪れません。
あの松下幸之助さんだって、不眠症で、薬を飲んですら1日3〜4時間しか眠れなかったといいます。
それでも94歳まで長生きされていますから、眠れないからといってあまり気にせず、時には薬の力も借りていいかな、と思っています。